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ホイールの歪み・傷を修理・交換する方法

ホイールの傷はどこまで自分で修復する?

バイクでは、ホイールの傷は日常的に付きやすいです。
小さい傷程度だと気にする必要はないですが、大きな傷となると、修復した方が良い場合もあります。

ホイールの傷は、研磨で傷を取り除き、塗装によって傷を埋める、このどちらかの方法で傷を目立たなくします。
傷を取り除く時は、マスキングテープを使い、傷部分を覆い、他の部分も削ってしまわないようにします。

最初は目の粗いヤスリで研磨し、最後は目の細かいヤスリで研磨して滑らかにします。
目で見て手で触れながら傷の凹凸を確認し、滑らかになったらホイールの素材に合わせて塗装を行います。
ホイールペイントやアルミパテを使い塗装しますが、アルミパテだと少し傷部分が盛り上がります。

・錆取り

ホイールはそのままにしておくと錆が付く場合もあります。
錆はそのままにしておいても走行には問題は無いですが、見た目が良くありません。
スチールホイールは通常はペイントして錆びなくしており、アルミホイールはそのままでは錆びることはありません。

しかし傷が付くとそこから錆びていき、走っていると自然と塗装が剥がれて錆びることもあります。
錆取りクリーナーを使用しても良いですが、錆が大きくなった場合は、コンパウンドなどを使い研磨して錆を取ります。

傷にしても錆にしても、研磨して取り除いた後は、その部分に塗装を塗るなどしないと、すぐに錆が発生します。
錆がホイールの内部まで浸食すると強度にも影響を与えるので、研磨後は錆びないように対策しておきましょう。
塗装して、コーティング剤を塗っておくと、研磨した部分を錆から守ってくれます。

ホイールの歪みは慎重に

ホイールの歪みは、ハンマーなどで叩き、少しずつ形を元に戻すがあり、もう1つは、熱を加えてプレスすることで元の形に戻す方法があります。
熱を加えて修理を行うには専用の道具が必要なので、自分で行うにはハードルが高いでしょう。
自宅でホイールの歪みを直すなら、ハンマーで叩いて直すのが簡単に出来る方法です。

歪んだ部分を、まずは弱い力で叩いて力加減を調節します。
そうして少しずつ歪んだ部分を、元の形に戻していくのです。
スポークホイールであればワイヤー部分が湾曲している場合は、ハンマーで元のに戻すのは難しいので、専門店へ持ち込み、修理を依頼するのが無難です。

ただあまりにも歪みが酷い場合は、ホイールの交換です。
タイヤ交換の道具やレンチなどがあれば、新しいホイールを用意すと自分で交換ができます。
しかし自分での交換が難しいとなると、バイク屋に持っていけば交換してくれます。
ホイールの交換となると、タイヤは使えればそのまま使いますが、バイク屋で交換依頼すると、結構な値段がかかります。