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バイクの修理は時間がかかる?

修理に出したバイクがなかなか戻ってこない?

故障や事故で異常が生じてしまったバイクを専門店やメーカーに修理に出したら、ずいぶんと時間がかかってなかなか戻ってこない、ということがあります。
バイクの修理というと、タイヤやバッテリーの交換など数十分程度でできるイメージも強く、何日も戻ってこない「どうしてこんなに時間がかかってるんだ?」と不満を感じることもあります。
しかし、バイクの修理はどの部分をどんな形で修理するかによってかかる時間に大きな違いが出てきます。
タイヤやバッテリーのように異常の原因が特定しやすく、すぐに交換できるものならその場で修復することができますが、そうでない場合にはさまざまな理由で時間がかかってしまうこともあるのです。

なぜ時間がかかるのかというと、その理由としてまず「原因が特定できない」ケースが挙げられます。
異音がする場合など、どこに異常が発生しているのかを確認する作業からはじめなければならないケースもありますし、異常が複数の場所で発生している場合にはそのすべてを確認する必要があります。
そんなときには、どうしても時間がかかるのです。

それから、部品の交換が必要な場合にはその部品をすぐに用意できない場合もあります。
外国製のバイクともなるとバイク店でも在庫を揃えていないことも多く、そんなときには部品を発注する必要があります。
すぐに調達できる部品ならよいのですが、そうでない場合にはそもそも部品が届くまでに数週間もかかってしまうこともあるのです。

修理に出してから1年以上返ってこないケースもある!

そのため、修理に出してから1年以上返ってこない!なんてことも起こり得ます。
先述した理由が複雑に絡み合っている故障では、このように修理を終えるまでに長い期間がかかってしまうことも起こりうるのです。

例えば、さまざまな場所に異常が生じていて特定に時間がかかり、しかも複数の部品を交換する必要があり、さらにその部品が手元になる取り寄せる必要がある。
そしてその部品を交換したうえで、故障部分を最終的に修理し終えるまでさまざまな作業を必要とする、こうした状況が積み重なると数ヶ月、1年とかかってしまいかねないのです。
取り寄せるのに2ヶ月かかる部品が3つも4つもあれば、修理に取り掛かるまでにすでに数ヶ月が経過してしまう、なんてことも起こります。

修理に出す前に確認したいこととは?

修理に出す前に、どの部分に異常が生じているのか、交換が必要になりそうなパーツはあるか、そのパーツは入手しやすいものなのかなどを確認しておきましょう。
そのうえで、修理を終えるまでにどれぐらいの時間がかかりそうかをある程度推測しておくとよいでしょう。
必要ならばバイク店に問い合わせてみるのもよいかもしれません。

数ヶ月もかかりそうなら、その間バイクなしで生活できるのか、移動手段をどうするのかなどを確認したうえで修理に出すようにしましょう。
思いのほか修理に時間がかかって、移動手段が確保できずに身動きが取れなくなる、なんてことにならないようにしたいものです。