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バイク免許を取得するまでの流れ

キーケース

バイク免許を最短で取得するための方法

バイク免許を最短で取得するための方法として「一発受験(ダイレクト受験)」という方法があります。
これは名称からもわかるように、直接運転免許試験場に行きそこで実技試験と筆記試験を受けて合格をすることで免許取得ができるというものです。

十分にバイクの技能があり試験対策をしていればよいのですが、試験で見られる技能のポイントは通常の運転とは異なる場所であるため本当に一度の受験で合格するという人はかなり少ないです。

過去10年の一発受験のデータを見てみても、合格率が8%を超えたことはなく平成27年(20115年)では過去10年最低の3.3%にとどまっています。

ダイレクト受験を受けるためには毎回2万円近くの受験費用と手数料がかかるので、4回ほど落ちてしまえば教習所に通える金額の出費になります。

どうしても一発受験をしたいという人の場合には、公道以外の場所でしっかりバイクの乗車訓練をするとともに、試験で行われる項目についてしっかり下調べをし試験対策をしておく必要があるでしょう。

なお試験は年間を通していつでも行われていますので、一年の間に何度でも受験することができます。
合格さえすれば免許は即日発行となりますので、自信がある方は最短で目指してみるのもよいかもしれません。

教習所に通ってから免許取得をする方法

それまでバイクの免許を持っていない人や、より排気量の大きいバイク区分の免許取得を目指す人は一般的に自動車教習所に通うという方法をとることと思います。
自動車教習所ではバイク免許の取扱もしているというところが大半なので、まずは指定自動車教習所であるかどうかを調べた後に入学します。

通学型でも合宿免許でも基本的な教習内容は変わらず、定められた項目に従って技能教習と学習教習を並行して行ってゆき、全ての教習が修了したところで卒業検定を受けます。
卒業検定に合格をしたらそこで発行される卒業証明書(合格証明書)を持って住所管轄の運転免許試験場に行きます。

ちなみに合宿免許などで住所地以外の場所で教習と卒業検定を受けることまではできますが、本免許の交付を受けるための免許試験は必ず住所地で行わなければいけません。

これは運転免許が公安委員会によって管理をされており、本人の住所を証明する身分証明書としての役割をしていることから厳格に定められている決まりです。

大学生などで実家以外の場所で生活しつつ住所が地元のままになっている人などは免許取得が実際の住所地でできないということになってしまいますので気をつけましょう。

学校によっては技能試験だけでなく学科試験も卒業検定で合格として免許センターでの試験を免除してもらうこともできますので、その場合には試験場で適性試験のみを受ければ免許の交付を受けることができます。