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ビッグスクーター

ミッションバイクが苦手な人にもおすすめビッグスクーター

バイクには乗ってみたいけど、ミッションバイク特有のギアチェンジがどうしても苦手という人もいるでしょう。
バイクに乗るために必ず必要になる自動二輪免許ですが、その種類の一つとして「AT限定」があります。

自動車の免許を持っている人ならわかると思いますが、「AT限定」の場合には乗れる車種は限られるものの面倒なギアチェンジをしないで免許取得ができます。

それまではオートマチック式のバイクというと原付きスクーターのみであったところ、ビッグスクーターという新しいタイプが登場したことでバイクの免許にも「AT限定」ができました。

ビッグスクーターは原付スクーター同様にハンドルのスロットルの開閉のみでエンジンを起動することができるタイプで、AT限定の免許を取得しようとする場合の教習車として使用されます。

そもそもビッグスクーターがブームになったきっかけは、ヤマハの「マジェスティ」がリリースされたことです。
ビッグスクーターは非常に大きな乗車スペースが設置されているというところが大きな特長で、運転の簡易さだけでなく、長時間運転しても疲れない機能性も人気の理由です。

ヤマハ・マジェスティは250ccと税金面でもかなり取扱しやすい排気量であったところも評価されている点で、もっと気軽にバイクに乗ってほしいというバイクメーカーからの優れた提案であったとも言えます。

進化し続けているビッグスクーターのモデルたち

ビッグスクーターが爆発的にブームになったのはだいたい2000年代の前半くらいの時期です。
一時期はかなりのビッグスクーターが街中を走行しているところを見かけたものですが、ブーム開始から10年以上経過した現在においては落ち着いた感じがあります。

しかしもともとビッグスクーターはそれまでのバイクにはない優れた機能性で評価をされたバイクですので、ブームが落ち着き安価で購入しやすくなった現在だからこそその価値を見直してみたいところです。

ビッグスクーターの火付け役となったヤマハ・マジェスティ以外にも現在までたくさんのメーカーから製品がリリースされているので、選択の幅はかなり広くあります。

代表的なところでまずはマジェスティと同じヤマハの「TMAX530」があります。
こちらはマジェスティよりも排気量を大きくした本格ビッグスクーターで、リモコンキーやLEDライトなど細かい部分を2015年にマイナーチェンジしたことで一気に人気車種となりました。

ヤマハの他にもスズキの「スカイウェイブ650LX」や「スカイウェイブタイプM」といったモデルもシャープなデザインと確かな走行性として非常に人気があります。