BMWの魅力と特徴
BMWは自動車メーカーとしても世界的に有名なドイツのメーカーです。
高級自動車を歴史を通じて送り出してきましたが、その技術とアイディアはモーターサイクルにおいても生かされてきました。
本格的にバイクの分野に進出したのは1932年で、最初のモデルは「R32」です。
それまでもバイクエンジンを作ってはいましたが、完成品としてのバイクを開発したのはこの時が初めてです。
レースにも参戦して、それ以来BMWは歴史を通じてレースにおける挑戦をしてきました。
最初のモデルから採用されているシャフトドライブを持つ水平対向2気筒のエンジンは、現在でも受け継がれていてBMWのDNAとなっています。
1920年代には「R37」というモデルを投入し、特にレースの分野において力を入れるようになりました。
市販車ベースのレースに参戦し高い成績を収めるようになってきます。
この時からBMWのバイクは世界的によく知られるようになり、バイクの分野では新興メーカーであったのにも関わらず勝てるマシンを開発するということで、強い信頼を勝ち得るようになっていきます。
こうしたレースで培ってきた耐久性や質の高い走りの性能は、BMWファンを魅了する大きな特徴となっています。
レースタイプのスポーツモデルやツーリングモデルがメインとなっていますが、常に新しいスタイルのモデルを作りだすことでも知られています。
その開発力の高さは、いつも世界を驚かせるものとなっています。
いつも斬新なモデルを送り出していますので、元々のBMWファンでなくても注目したいブランドの一つと言えるのです。
BMWの取り扱う種類
BMWは、現在では多岐にわたる種類を取り扱っています。
排気量で言うと、300㏄オーバークラスから1600㏄までとかなり幅広く、スタイルも様々です。
全体的には質が高く、同じクラスの他のメーカーの物と比べて高級感が高い作りとなっているのが特徴です。
メインタイプであるスポーツやツーリング用の他にも、オフロードやデュアルパーパスなどもあります。
モデルタイプは英字の一文字もしくは二文字で表記され、「R」や「S」、「RT」、「CL」などがあります。
それぞれのモデルクラスで、エンジンシステムが異なり水平対向や直列などの違いが見られます。
また、用途が異なるモデルとなりますので、デザインコンセプトも違い、高級感あふれる落ち着いた仕様のものもあれば、かなりアグレッシブな作りを強調しているものもあります。
全体的な傾向としては高級路線ではありますが、モデルによって大きさやデザインの違いが見られるので、選択肢が多くそれぞれの好みに合わせて選べるのもメリットです。
ツーリング用の安定感を重視したものもあれば、悪路をどんどん攻めていけるオフロードタイプもあり、楽しみ方に合わせた選択ができます。