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バイクミラーの交換方法

バイクミラーはなぜ歪む?

知らないうちにバイクミラーが歪んでいたという経験を持っているライダーも多いと思います。
ミラーは衝撃で簡単に曲がりますし、ねじが緩むと自然と曲がっていることもあるのです。

ミラーの位置がずれると運転の際、危険を及ぼすこともあるので、バイクミラーが歪む理由、またその対処方法を理解しましょう。
バイクミラーを締める時にはスパナ2本、そのうち1本はモンキーレンチでも可能です。

バイクミラーが歪む原因とは

バイクミラーのゆがみはミラーの締め方が間違っていたり、調整しているうちに緩むことで起こることもあります。
また運転の振動によってナットが緩みミラーが歪むこともありますし、寒暖差によって歪みが生じることもあるのです。

ミラーは後部などを見るために必須となるので、調整しているうちにだんだんとゆるみが生じ、歪むこともあります。
特に調整する事が多くなると歪みが発生しやすいので歪みを発見したらすぐに修正しましょう。

バイクミラーを締める

ゴム製のラバーを取り外し、ロックナットを一旦緩めておきます。
アダプターボルトを締めこんでミラーが固定していることを確認してから、アダプターボルトをスパナかモンキーレンチによって固定、それからロックナットを締め付けましょう。
最後にゴム製のラバーを取り付けることで修正の完成です。

バイクの車種によっては違いがあり、ロックナットが取れにくいように逆ねじになっていることもあります。
この場合、スパナによって固定しておかないとナットを締めこんでいるのに緩んでいる状態になるので、ミラーの締め付けの際にはスパナ、モンキーレンチを利用する事を理解すべきです。

バイクミラー交換の際の注意点

バイクミラーはカスタム、メンテナンスの中でも難しい作業ではないので、初心者の方の初カスタムでもよく行われます。
簡単な作業だからこそ、細かいトラブルが起こると困ってしまうこともあるので、交換する際の注意点を知っておくとあわてることもありません。

ねじがさび付きなどから取れない時や、逆ねじになっていると外せないこともあります。
逆ねじの場合には締めすぎてしまうと緩めることが難しくなるので、この場合、潤滑油などを利用すると上手くいくようです。

締めつけをしているのに空転してしまう時には、ねじ穴の山が崩れている事があるので、この場合は、ねじ切りを利用したり、ねじの大きいサイズのミラーに交換する事で対応できます。
ミラーのアダプターは、ねじ穴が8mm、10mm、また正ねじ、逆ねじがあるので注意が必要です。

ミラーは転倒した時に破損しやすい箇所ですし、ぶつかった衝撃で人を傷つけることもあります。
こうした時に対応できるように、完全に動かなくなるまで締め付けず、衝撃があれば緩むようにしておくと安心です。